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勝山健史織物展 「間」
11月 29日 @ 1:00 PM – 12月 1日 @ 6:00 PM
勝山健史 織物展「間」
勝山健史氏 ごあいさつ
「間」
お陰様で個人の名前で作品を発表して、今年15周年を迎える事が出来ました。これもひとえに皆様のお陰様と感謝しております。
作品作りに集中させていただいている洛風林さん、毎年発表する度にご指導頂きながらお取り扱い頂いている小売店様、15年を振り返って改めて皆様のご尽力あっての自分だと気付かされます。
今回の作品は、古来より日本人が図柄を構成する上で大切にしてきた「間」、(空白であったり、余白であったり)を意識して作品を作りました。
作品作りを始めた時から今もずっと大切にしてきた素材の美しさ、その美しさがあっての「間」。
お太鼓に結んだ時に見える「間」を感じて頂けたら幸いです。
私事ではありますが、今年2月16、17日と「選定保存技術」認定の記念として京都日仏学館にて「絹の領域」と題した作品展示を開催いたしました。
長野の一貫生産だから作り得る美しい絹を八領展示させていただきました。
その時いらして頂いた方々から感嘆詞のいっぱいついたコメントを頂き、今までやって来た事が間違いではなく、今後も続けて行く事が使命なんだと実感いたしました。
日本の大切な文化財を後世に伝えて、譲って行く為に必要不可欠な仕事だと決意し次世代に繋げていく所存です。
何卒今後ともご支援頂けますよう、宜しくお願いいたします。
勝山 健史
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主催者ごあいさつ
第十五回勝山健史織物展「間」
今年、勝山健史織物展は15周年を迎えました。
今日まで作品展を続けてこれましたのは皆様方のあたたかい応援とご愛顧の賜物でございますこと心より感謝申し上げます。
一方、昨今のものづくりに於いて厳しい現状の中、勝山健史氏の絹織物製作に対する探究心や並々ならぬ努力、そして何より美しい絹文化を後世につなぐための篤い使命感や意欲をますます感じております。
節目となります十五回目のテーマ「間」は勝山氏が美しいと感じる日本独特の「余白の美」を表現されています。絹織物作りに於いて糸や生地の美しさを最も大切にしている勝山氏が捉える「間の美」。
新作の絹織物たちをはじめ十五年の歩みとしてこれまでの勝山健史作品も皆さまにご高覧お楽しみいただけましたら幸いです。
また十五周年記念として五月の東京代官山に続き、京都展でも11月30日(土)、12月1日(日)各日14時からギャラリートークを予定しておりますのでぜひご参加くださいませ。
令和六年十一月
工芸帯地 洛風林 堀江麗子
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展覧会詳細
日時:2024年
11月29日(金)13:00〜18:00
30日(土)11:00〜18:00
12月1日(日)11:00〜17:00
主催・お問合せ:工芸帯地 洛風林
Tel.075-231-6536 又は洛風林websiteのお問い合わせフォームをご利用ください。(お問い合わせフォームは会期3日前までにご連絡お願い致します。)