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勝山健史織物展「慣習移易」
11月 28日 @ 12:00 PM – 11月 30日 @ 4:00 PM

勝山健史織物展「慣習移易」
展覧会詳細
日時:2025年11月
28日(金)12:00〜18:00
29日(土)11:00〜18:00
30日(日)11:00〜16:00
*11月28・29日は15:00から勝山健史氏による作品解説、ギャラリートークを予定しております。
会場:国立京都国際会館 本館5階 Room558・559
京都市左京区岩倉大鷺町422
主催・お問合せ:工芸帯地 洛風林
Tel.075-231-6536 又は洛風林websiteのお問い合わせフォームをご利用ください。(お問い合わせフォームは会期3日前までにご連絡お願い致します。)
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作者ご挨拶
「慣習移易」
昨年15周年を無事に終える事ができました。これも一重に皆様のおかげと感謝しております。
15年の区切を終え、一から新しい気持ちで迎える16年目です。振り返ってみるとどこかで西陣の習慣、俗説に影響され、新たに自分で考え組み立てる事が疎かになっていたように思います。
本年は自由に思いのまま心にモヤモヤしたものを残さず、来年に続いていける様なものづくりを心がけています。
ご高覧頂き、少しでもその変化を感じ取っていただけたら幸いです。
勝山 健史
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主催者ご挨拶
第16回 勝山健史織物展「慣習移易」
お陰様で昨年は十五周年の記念展を東京と京都にて盛会裡に納められ、日頃より応援くださる皆さまと充実した節目の年を過ごせましたことを改めて感謝申し上げます。
今年、勝山氏が気持ち新たに取り組んだ十六回目のテーマ「慣習移易」。辞書に無いこの四字熟語は勝山氏が絹織物制作に向き合うとき「近年の西陣や呉服業界において当たり前に続いている慣習や常識、絹織物に対する解釈ははたして全てが正しいのだろうか。絹織物をより良くするにはどのように工夫したら良いのか。」と自身の中で再構築されるプロセスを「移風易俗(習慣やしきたりをよく変える)」という言葉になぞらえた造語で表現されました。
日本に古くから伝わる絹織物の本質的な美しさを追い求め、その美しさを現代に伝えようとする勝山健史氏の真摯なものづくりはますます研ぎ澄まされていきます。 今年の新作展は唐織など新たな分野にも挑戦されました。ご高覧いただけましたら幸いです。
令和7年10月吉日
工芸帯地 洛風林 堀江麗子
